・ストーリー
→背景設定が分かりづらいです。ゲーム内で拾える調査アイテムのフレーバーテキストで雰囲気程度は掴めますが、それでも「プレイヤーの想像に任せる」側面が強いように感じます。なんというか、敵キャラへの感情移入が難しいです。初見だと「なんか知らんけど倒した」になってしまいます。フレーバーテキストを読めるのは敵を倒した後なので、時すでに遅し感も(好みの問題な気はします)。周回システムなので2周目以降はストーリーを楽しみやすくなりますが、2周目以降は追加要素があるわけではなく難易度上昇だけっぽい(ググった)ので、なんというか噛み合ってない気がします。もう少し語るか2周目以降の追加ストーリーが欲しかったというのが正直な所です。
後述しますが、ラスボス戦〜の流れはとても好みでした。薄々こんなエンディングを迎えるのはわかってましたが、それを差し引いても良かった以外の言葉がないです。
・アクションシーン(ゲーム性)
→魔法を使い分けて進もう!といったアクションゲーム(+ダンジョン攻略)になっています。特定の魔法でギミックを解くシステムと、相手に併せて魔法を換装して戦うシステムは面白かったです。魔法の換装もお手軽です。魔法も各々個性があり、極端な強弱も感じません。サンダーが抜けて強い気はしますがその程度です。
・難易度:低め〜高め(任意レベリングなので、縛りプレイも可能)
→難しい方のモードでプレイ。アクション苦手な僕でも、死にながらレベリングすればどうにかこうにかなる程度。逆にレベリングを縛ればかなりの高難度を実現できる(はず)。
・その他
1.ローディング遅すぎる(Switch)
→辛い
2.デフォの画面が暗すぎて見づらい
→輝度上げたほうが良さそうです。雰囲気が…という話はありますが、デフォだと普通に見づらいだけです。
3.デフォのキー配置がやり辛すぎる
→Lスティック押し込みでジャンプは流石に不便すぎます。即変更推奨です。
4.1部ギミックが説明不足で攻略方法がわかりにくい
→まあ1部なので…基本的には親切設計です。
5.ラスボスより一個前のボスのほうが強い
→ラスボス戦は距離取って魔法撃ってればそこまで苦戦しないです。悲しい。
6.主人公がかわいい
→ついでに敵ボスキャラもかわいい。
7.コスチューム切り替え
→いいと思います。1周目だとデフォとメイド、(条件次第で)水着でしたかね。
8.特化育成が出来る
→脳筋なので魔法攻撃力と基礎魔力ばっか盛ってました。楽しい。
9.詠唱魔法暴発で自滅する
→この手のシステムイライラするけど僕はとても好き。そりゃ爆発に巻き込まれたらダメージ受けるやろと。
※ファイヤーとサンダーの詠唱魔法暴発でめちゃくちゃ自爆しました。
10.魔法詠唱+杖攻撃
→詠唱終了後、杖にエネルギーを纏って杖での攻撃力が上がるシステム好きです。サンダー詠唱後、自分の行動速度があがる仕様はもっと好き(相手が遅くなる形で自分が速くなったのを表現している為、操作性が悪くなることもないです)。
総評として良きゲームでした。サクッとクリアできるので、暇は人はやってみればどうでしょうか?
こっから盛大なラストネタバレ
OK?
ラスボスのノノタが、これまで倒した相手から受け継いだ生魂を纏いながら戦闘に突入して、第二形態で生魂を取り込んでその技も使い始めるのあまりにも主人公ムーブ過ぎて好き。いや、主人公なんすけどね。
ラストのリボンついた黒猫(ノノタ)はわかっちゃいたけどとてもいいと思います(5億点)。
終わり