日記帳

くだらねーこと書きます

ゲンガブカグヤの振り返りと現状

ゲンガブカグヤ+水妖+レボルト+ドランorミミッキュ その1

注意
・とてつもなく長いです。
・日を跨いでいるので常体と敬体が混ざっている可能性があります。
・その1はゲンガブカグヤの発祥とか起源とかがメインなので、具体的な中身を知りたい方はその2以降をご覧ください。
・自分用メモの流用なのでガバガバです。


【ゲンガブカグヤの起源】
SM時代のS1から存在する並びのゲンガブカグヤは、高種族値サイクルの一つ。比較的対面要素の強いサイクルで、どちらかといえば受けからの切り返しを得意とする並び。勿論ゲンガーからの展開でのテッカグヤの詰め、ゲンカグヤの一貫作りからのガブのスイープと言った展開的な動きも強力。これに関しては「ゲンガブカグヤ」でググってもらえれば、優れた先人の記事がいくつも見つかるためここに関して詳しく知りたい場合は是非検索して欲しい。
誰が使い始めたのかわからない程度にはS1ではメジャーな並びだった。とはいえ、バンク解禁前とは環境が大きく違うためここでは詳しく触れない(って言うか僕マンダ使ってたしよくわからん)。

【バンク解禁後のゲンガブカグヤ】
S2〜S3
ガブリアスを太い勝ち筋としづらくなった&リザガモス全盛期だったため、拘りスカーフを所持したガブリアスと耐久ベースのテッカグヤ、鬼火を所持したメガゲンガーが増加した。この並びにおいては、特別なコンセプトがない限りこの役割一強という時代だった(ゲンガブカグヤ自体数減ってたけど)。後に細分化するが、現在この並びは「受けの性能を重視したゲンガブカグヤ」と言うべきのような形となっている。この時点では、攻めの性能を重視したゲンガブカグヤがほぼ存在しなかったためそのような概念はなかった。
S4〜
攻撃性能の高い(≒ハメ性能の高い)テッカグヤの評価が急上昇したシーズン4(HS残飯エアスラ、HB残飯エアスラといったもの。ヒコウZはS5に近かった記憶)。その影響かゲンガブカグヤのテッカグヤもエアスラを所持した形が増加し、「攻めの性能を重視したゲンガブカグヤ」という思想が生まれた。しかし、S4終了を境に対面構築の発展やカバマンダの台頭といった波にのまれてしまい、ゲンガブカグヤの発展が一気に停滞してしまった。受け志向のゲンガブカグヤはテンプレートに近いものが存在する、と言うレベルまで開拓が進んでいたため今現在でも細々と開拓が進んでいるが、攻め志向のゲンガブカグヤはここで発展の勢いが止まってしまった。使ってる人がいないと言うわけではなく、テンプレート的な並びが存在しないという状態を保ちつつ今現在まで来ている。
とはいえ、使ってる人がいないわけではない=見た目で相手の型を判別できないという強みは健在という状況。

【ゲンガブカグヤのテンプレート(SM時点、USMはデータ不足なため後述)】
先ほど触れた通り、受け志向のゲンガブカグヤ(以下ゲンガブカグヤ受け)は並びも含めたテンプレートが存在する。カバマンダ等の開拓者が多い並びとは違うため、裏はテンプレートと言われるまで煮詰められていないが軽く紹介する。テンプレートとかしている理由はその2以降を参照。

-ゲンガブカグヤ受けのテンプレート
・ゲンガー→滅び型or鬼火型、もしくはそのハイブリッド。きついポケモンの潰し役としての役割が大きいため、守るや身代わりを搭載することが多い。
ガブリアス→スカーフ(陽気主流の時々意地、環境次第)。電気の一貫を切れて潰しを担う枠。
テッカグヤ→残飯or混乱実(HB厚めが殆ど、HDベースでも最低限のBを確保しているパターンが多数)。ミミッキュ&テテフを受けるため、ヘビーボンバー搭載型が多い。
・水枠→殆どがカプ・レヒレマリルリ、時々スイクン上記の3匹ではバシャーモ&リザXがかなりきついため、この枠で処理をすることが多数。また、炎の一貫切りも担当したいため水枠を採用しない理由はない…と言えるほど必要な枠。

@2はヒトム+@1(文字通り自由枠)、レボルト+ドランorリザ、ミミッキュ+@1(自由枠、炎or電気が主流)というパターンが多い。ここは煮詰め切られていないため、パーティの個性を出せる。ミミッキュを入れない場合は、電気枠と炎枠を採用することが多い。

-ゲンガブカグヤ攻めのテンプレート
・ゲンガー→メガならなんでも。ゲンガブカグヤ受けと違い、構築次第でゲームメイクをしなくてもいい場合があるため守るを持っていないことも多い。
ガブリアス→ドラゴンZかスカーフか襷が殆ど。攻めの軸の1つとなるため、ガブリアスが腐りにくいのは魅力。ドラゴンZと襷は選出できるパーティが比較的多いので、パーティパワーが増す。
テッカグヤ→残飯かヒコウZ。受け流しつつ切り返しを行うため持ち物は前述の2つが多く、1ターンのアドを大きく取るためやどみがが殆ど。その影響でウェポンがエアスラになりがち。

@3は電気枠と水枠+@1が比較的多い印象。正直僕自身この並びでは大した結果を出せていないためあまり語れることはないです。攻め志向の記事は偉い人に任せます。なんかいい感じの構築できたら改めて。

【USMでのゲンガブカグヤ受け】
あくまで現状だが、ゲンガブカグヤ+水妖枠+レボルト+ドランorミミッキュと言う形が殆どとなっている。少なくともS7で僕が遭遇した限りの9割のゲンガブカグヤ受けはこの形を取っていた(攻めはガルーラとかいた)。と言うのも、新規で追加されたアーゴヨンを止めることができて汎用的に使えるのがドランとミミッキュであり、ガブリアスが環境的に逆風なので2枚目の電気受けとしてレボルトが採用されがちと言う話。水妖枠なのは悪の一貫がえげつないことになっているから。
つまり逆に言うと、アーゴヨンに対する別のメタが考案されたならドランorミミッキュの枠は別のポケモンが取って変わる可能性がある。この枠が当面はゲンガブカグヤ受けの課題となるだろう。あと、本末転倒だがスカーフガブリアスが全く刺さってないので何か別のポケモンに変えるのも視野。とはいえ、両リザに対応できてウルガポリZデンジュモク辺りを誤魔化せる枠はそういないので悩ましい限り。
ちなみに、ヒトム+@1みたいなやつはほぼ見なくなった。リザ+レボルトも同様。アーゴヨンを許すな。

 

【終わりに】
色々悩んだ末に、小分けにして投稿することにしました。ここまでは現状確認でしかないため、本格的な話になるのは次からです。次は現環境で動かして行けそうなゲンガブカグヤ+水妖+レボルト+ミミッキュorドランと言う1つの形を各個体ごとに見る形となります。この記事の比じゃないほど文が長くなるため、投稿は結構後になりますがよければ見ていただけると嬉しいです。
ではノシ